元気にいこう！いちじく食べくらべキャンペーン2019秋

館山の街が一変した台風15号から1か月が過ぎました

2019年9月8日(日)～9日(月)未明にかけて、南房総館山を経験したこともないような暴風と雨が吹き荒れました。眠れない夜とともに台風15号が過ぎた朝、一晩で一変しまた街に絶句したことは一生忘れないと思います。。元には戻れないんじゃないかと思うようなお家や事業所もあるし、心が折れてしまっている人もまだまだいらっしゃいます。復旧を急ぐ中にきた台風19号。被害の追い討ちになった方にはなんて声をかけたらいいのかと思うほどです。

全国的にも被害も大きく、南房総に限らず台風の被害にあった方々には心よりお見舞い申し上げます。

それでも立ち止まらずに元気を伝えていくべき時

今年でトックブランシュは16年目を迎えますが、この台風によるお客様の流れの変化は東日本大震災の時以上の経営的二次被害と感じるほどです。台風の影響によるキャンセルも相次ぎました。15号の時には交通手段もなく、停電も3日間あり申し訳なかったのですが逆キャンセルも数組しました。正直売り上げに大打撃です。建物の被害があって営業すらできていない事業所さんに比べたらよいのかもしれませんが。

こんな状況ですので人間の心情は外食に意識なんてなかなか向かない時期なのかもしれません。今日知人が言っていた言葉は「ごはん食べに行く約束していたのに、市内でブルーシート貼ってるボランティアさんや電力復旧の頑張ってる姿みたら、自分だけいい気分になっていていいのかなぁって思っちゃって先延ばし中」と。

そう思ったり感じるのは当然です。私だって思う。そんな人々の心情を感じつつ、お店を営業していていいのだろうか？とも感じることだってあります。

それでも私たちは、それぞれの現場で仕事をし生きていかなければ。

まだまだ復旧の実投資も付かない場所もあるけれど、館山という観光地が元気に前を向いているんだということをお伝えしていくのも、未来に向けては大事なことなのではないかと。そう思うのです。

私たちがお仕事をさせていただくにはお客様がいてこそ。なのでこちらから元気を発信していくことも大切なことなのではないかと思うのです。

季節は秋。今だけの秋の味覚でグルメ巡りをしてほしい

私たちは毎年、館山の秋の味覚として少しづつ認知してきていただいている取り組みの一つ”いちじく寒天フェア”を9/1から11/30の期間で開催中です。繊細ないちじくを市場へ出荷せずに地産地消できるよう冷凍保存した分があります。それらを活用していちじく寒天フェア参加店の飲食店7店ではいちじく寒天スイーツを展開しています。さらに今年はいちじく寒天に加えていちじく商品も準備している店舗もあります。

この7店舗のグルメめぐりをできるような準備をしている矢先に台風が2度来てしまいました...いちじく農家さんも、最初の台風でなんとか耐えたものの、19号で追い打ちにあってしまいフレッシュいちじくはほぼ収穫不可能になっています。

でもなんとか開催が決定したのでお知らせいたします。